能力があっても組織にとって 害になる人材 : マネジメント

2015.05.01 (金)

経営者であれば、誰しも「優秀な人材」を採用したいと思うでしょう。
確かにそれは間違いではありません。
正直なところ、採用してから人材を育成するよりもある程度
最初から「できる人」を採用したほうが即戦力として活躍して
くれそうですし、第一楽でいいです。

 

しかし、世の中、そう上手くはいかないものです。

仮に、そういう「できる人」を採用したとしても、
そういう人材こそ、マネジメント 上、害になるケースがあるのです。

 

それは、能力とモチベーションの関係をマトリクスにしてみてみると
よくわかります。つまりこんな感じです。
↓ ↓ ↓

スクリーンショット 2015-05-01 7.50.33

 

縦軸が能力、横軸がモチベーションです。

能力は上に行くほど高くなり、モチベーションは右に行くほど高くなります。

 

一番いいのは、右上のグループ。
能力があって、モチベーションが高いグループ。
こういう人材ばかりだったら、どんなに マネジメント は楽でしょう?(笑)

 

次にいいのは、右下です。
能力はイマイチだけど、モチベーションが高いグループ。
成長の余地ありです。リーダーが良ければ頑張って成果を
出してくれるでしょう。

 

残るは、左上と左下です。

どっちもあれですね~

嫌な予感しかしませんね。

 

どちらも、イケていませんが一番、 マネジメント 上ダメなのは、実は
左下の能力も低くてモチベーションも低いグループ・・・
ではなく、能力が高くてモチベーションが低いグループです。

 

なぜか?

 

理由はこうです。
能力が高いのにモチベーションが低い人たちが周囲に
与える悪影響は場合によっては組織を崩壊させるほどの
力があるからです。

 

考えてみてください。

 

能力がある人は大抵、影響力があります。
仕事でも重要な役割をになうことも多いでしょう。
場合によってはリーダーとしてプロジェクト仕切っているのです。

 

その人物が、愚痴る、会社を批判する、サボる
社長の悪口を言う。

 

ことによっては組織に壊滅的な傷跡を残します。
なまじ能力があるだけ、たちが悪いのです。

左下のグループは、ある種、影響力もありませんし、
害にさえならなければ致命傷にはなりません。
ただし、気の毒なのはこの人たちは永遠のリストラ候補
なのは疑いようもないことです。

 

人材の定着、育成の目標は
いかに右上の人を増やすかにつきます。

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