会社が成長しない 3つのパターン : 経営戦略

2015.07.09 (木)

会社が成長しない理由は、大きく分けて3つあります。

 

  1. 1.マーケットが縮小している。
  2. 2.そもそも儲からないビジネスモデルになっている。
  3. 3.事業を運営するために十分な質と量の人がいない

 

1.は言うまでもないですよね。一部の例外はあるとしても、基本的に市場自体が小さくなっているなら、その市場に属する企業の売上規模は小さくなる傾向にあります。取り合ってるパイが小さくなっているのだから当然の話しです。

 

2.単純な算数の話ですが、これも結構ありがちな話なのですよ。特に、集客コストとか、人件費とか、販売やサービス提供にかかる時間とか、いわゆる間接費の計算をきちんとしていなかったり、間違っていたりすると売れば売るほど苦しくなるモデルになっていたりします。この場合は、売れば売るほど苦しいわけですから、そうならないぎりぎりのラインで業績が「安定」することなります。

 

3.十分な市場規模や、市場の成長性があり、儲かるビジネスモデルになっているのに、会社が成長しないとしたら、、、問題はこれです。事業を回す人がいないことです。

 

マネジメント の観点からすれば、まず今いる人の能力を最大限引き出して活躍してもらっているか?と言う問題があります。 マネジメント とは「他人を通して目的を達成する」技術ですから、これはとても重要です。他人を通じて目的を達成するわけですから、当然、会社には人がいなければいけません。そもそも、マネジメントをする人がいないのでは、会社を成長させようがないですから。

 

Office North Starでいうところの、
マネジメント とは、「他人を通して目的を達成する手法と手段」です。

 

マネジメントを機能させるためには、人事的な仕事が非常に重要になります。会社の人事課題は大きく分けて3つです。

 

  1. 1.採用
  2. 2.定着
  3. 3.育成

 

これについても、順番通りに精度を上げていく必要があります。なぜなら、育成しようにも人材が定着しないのでは教育コスト(時間とお金)が垂れ流しになりますし、定着してもらおうにもそもそも良い人を採用出来なければ定着もしませんし、してもらっては困るケースも出てくるでしょう。

 

しかも、採用の失敗はその後のプロセスでは取り返すことは簡単ではありません。もちろん、時間とお金を投入する覚悟があってそれを実行し続けることが出来るなら、あまり優秀ではない人材でも成長させることが出来るでしょう(それを実現している、会社を私も何社か知っています)。とはいえ、優秀な人材を採用する事ができるのはそれに越したことはありませんよね?なぜなら、優秀な人材を採用できて自社で戦力化できれば、教育コストはそうでない人材を採用した時よりも明らかに安上がりだからです。

 

いずれにしても、今いる人材を教育して戦力化していくのでなければ、ビジネスが止まっていますからほとんどの経営者にとって人材育成は「やらざるを得ない」ことといえるでしょう。

 

お話してきたように、正しいマーケットと儲かるビジネスモデルを選択しているのに、事業が伸びないのだとしたらそこには間違いなく「人の問題」が潜んでいます。人の問題は、採用の失敗、定着の失敗、育成の失敗の3つが主な要因です。

 

どこに穴があるかさえわかれば、対処法はあるのです。

 


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