脳の残りの50%を使ってみよう。

2020.01.26 (日)

あー、そうだった、そうだった、と、最近思い出したことがあります。

 

 

 

そういえば、絵を見るのも、描くのも好きだったなあということ。

 

何年か前に、思いつきで書いたカエルの絵w

 

 

自画自賛ですが、学校の図画工作以外の教育を受けたことのない人間にしてはそこそこやるでしょ?(笑)

 

 

 

他にも、ガンプラ作りが好きだったなあ〜

 

音楽を聴くのも、演るのも好きだったな〜

 

とか、いろいろ。

 

社会人になってから、仕事以外に割く時間が極端に増えて、脳みその一部しか使ってなかったなあ、思いました。

 

 

人間にはいろんな側面がある

普段一緒に仕事をしてくれている人やブログ、メルマガを読んでくれている人には、割と理路整然と物事を考えているような印象を持ってくれている人が多いみたいです。

 

 

うちの奥さんにも、「どう考えても脳は理系でしょ?」と言われているし、お客様にもそう思われている節があります。

 

 

しかし、考えてみれば、大学は学部は文学部史学科、大学院は文学研究科史学専攻を出ているので学歴としてはバリバリの文系です(^_^;)

 

 

私に限らず人間はいくつもの側面を持っているものです。

 

久しぶりに子どもの頃好きだったことや、しばらくしていなかったことを思い出して、あ〜、これはめっちゃチャンスかもしれないなあと思ったのです。

 

 

 

使っていない脳=余剰のキャパシティ

 

子どもの頃に好きだったこと=誰からの監視も強制も管理も必要なく没頭できる行動である可能性が高いです。

 

そして、そういう行動は好きこそものの上手なれで向上する可能性が高いと言えます。

 

しばらくしていなかったということは、「その行動」を司る脳の部分はこれまで稼働してこなかった可能性が高い。

 

絵を書いたり、プラモデルを作ったり、音楽を聴いたり、演奏したりというのは、脳の機能で言えば比較的右脳的と言えるかもしれません。

 

仕事では、ロジック、事実、数字を重視して「左脳的」に仕事をしてきましたから、それとは全く違う脳の働きですよね。

 

今まで、左脳的な思考のおかげで成果に恵まれてきた部分もある。

 

 

でも一方で、売上や成果に結びつかないからという理由で切り捨てていた部分が私の場合は右脳的な要素だったりします。

 

 

絵を描いても、プラモを作っても、音楽をやっても、それじゃあ食っていけないと思ってましたから、これらは、私にとっては、単なる楽しみだった部分ですね。

 

 

絵を書くとか、プラモを作るとか、音楽を聞いたり、奏でたりすることとか、そういうことって売上にも成果にもまるで関係ないじゃないですか?

 

 

 

だから、最近まで見向きもしなかったんです。

 

 

 

しかし、左脳的に効率効果を追求して狙った成果を出しても、どうもつまらない。と思っていて、意義とか意味とかを求めるようになって、だいぶ事情が変わってきました。

 

 

 

左脳的な思考はビジョンがなければどこにもたどり着かない

 

というのは、例えば論理的に考えるのは、「あるお題について解答を得る」ためですよね。

 

 

仕事であれば、一定の成果を出すこととか。

 

 

では、達成するべき一定の成果はなぜ達成しなければいけないのか?というように考えると、実は答えが出ないんですよね。

 

 

「自分が食べていくため」という理由だけであれば、他の手段でも良いはずだし、「会社の売上目標を達成するため」だとしても、会社の目標はなぜ達成しなければいけないのか?

 

というように考えていくと、大抵、「経営者が売上が欲しいから」とか、「給与をもらうために必要だから」的な話になってしまいます。

 

 

左脳的な思考で行くとそこで行き止まりになってしまう。

 

 

でも、それで「やる気」出ます?

 

 

例えば、あなたが会社員だとして、「社長を儲けさせるために頑張れ!」とか、「会社の利益のために働け!」とか、言われて心が動きますか?

 

 

私は全然ですね(笑)

 

もちろん、給料を持たっている以上、会社員は道義的にも法的にも会社の指示に従って働く義務があるでしょう。もちろん、法的、倫理的に問題がある場合は別としてですが。

 

それは理屈としては正しいんですが、人間というのはそれだけではなかなかやる気にはならないもんです。

理屈はわかっても、感情が乗らなければ、大抵の人は「最低限」の仕事しかしませんから。

 

でも、もし、

 

この商品を世の中を広まれば○○な効果があって、☓☓な人たちが△△な生活をできるようになるんだ!」

 

という未来予想図があったら、頑張れるのではないかと思います。

 

 

 

これこそがビジョンなんですが、このビジョンを作るためには右脳的な能力が必要なんですよね。

 

 

 

ビジョンは経営者の妄想から始まる

まず、左脳的に現状の積み上げで考えようとしたら、そもそも「今ないもの」を作れませんよね。

 

たとえば、まだ電球が発明されていない世界で、「電気で明かりを作る」という事を言いだした人がいたとすれば、最初は一個人の頭の中にある「妄想」に過ぎないわけです。数字も事実もロジックも揃っていないですからね。

 

少なくとも「できるとわかっていること」ではありません。

 

 

こんな感じで、ビジョンというのは煎じ詰めればまだ実現していない未来のイメージです。

 

 

 

だから、分析とか、理性とか、合理ではなく、閃きとか、願望とか、イメージの世界。

ざっくり言えば妄想(笑)。

 

 

左脳は分析とか推測はお得意ですが、妄想は苦手です。

 

そして、私たちの大半が受けてきた教育というのも、「妄想」を否定されがちです。

 

さっき、私がちらっとお話した「そんなことやっても食えない」的な発想はその典型例だし、「電気で明かりをつくる」ということをいい出した人(エジソン?)も「できるはずない」というようなことを周囲から言われたかもしれませんね。

 

まだ、世にないものは「左脳的な批判」にさらされがちだし、仕事=食べるためにするものという価値観が支配的な世界でも同じく純粋に楽しみのためにやりたいことは否定されがちです。

 

 

残り50%の脳を使おう

 

今までの教育って、基本的に左脳偏重型なので、合理とか論理とか、銭勘定は身につきやすい。

 

 

でも、ビジョンを描くことについて私たちはまるで訓練されていません。

 

基本的に妄想を語っても、無視されるか、批判されるか、冷笑されるかというネガティブなフィードバックを周囲から受けることが多いので、私たちは周囲が現実的と認める話ばかりを考える傾向にあります。

 

 

なので、私たちは多くの場合脳の左半球だけで仕事をしています。これって、脳みその50%だけで仕事をしているのと同じことですよね。

 

 

 

逆に言えば、右半球を使えば、もっといろいろできるんじゃないだろうか?と思うのです。

 

もし、脳の片方しか使えていないとしても、それは弱点ではなく、チャンス。脳の50%分も開発余地があるなんて、すごいことだと思いませんか?

 

まだまだ仕事も人生も充実させることができるということですからねー

 

もっとも、冒頭付近でお話したように、しばらく右脳を全然使ってこなかったので、リハビリは必要かもしれません。

 

最近、ちょっとアートとか、そっち系も興味を持ち始めたのでインテリアとかもいろいろ変えていこうと思います^^

 

 

 

バンバン右脳を使ったらどんな変化が起きるのだろうか?

 

 

 

楽しみですw

 

 

 

それでは、またお会いしましょう^^

Até breve, obrigado!

(アテ・ブレーベ・オブリガード)

 

 

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