能力があっても組織にとって 害になる人材 : マネジメント
経営者であれば、誰しも「優秀な人材」を採用したいと思うでしょう。
確かにそれは間違いではありません。
正直なところ、採用してから人材を育成するよりもある程度
最初から「できる人」を採用したほうが即戦力として活躍して
くれそうですし、第一楽でいいです。
しかし、世の中、そう上手くはいかないものです。
仮に、そういう「できる人」を採用したとしても、
そういう人材こそ、マネジメント 上、害になるケースがあるのです。
それは、能力とモチベーションの関係をマトリクスにしてみてみると
よくわかります。つまりこんな感じです。
↓ ↓ ↓
縦軸が能力、横軸がモチベーションです。
能力は上に行くほど高くなり、モチベーションは右に行くほど高くなります。
一番いいのは、右上のグループ。
能力があって、モチベーションが高いグループ。
こういう人材ばかりだったら、どんなに マネジメント は楽でしょう?(笑)
次にいいのは、右下です。
能力はイマイチだけど、モチベーションが高いグループ。
成長の余地ありです。リーダーが良ければ頑張って成果を
出してくれるでしょう。
残るは、左上と左下です。
どっちもあれですね~
嫌な予感しかしませんね。
どちらも、イケていませんが一番、 マネジメント 上ダメなのは、実は
左下の能力も低くてモチベーションも低いグループ・・・
ではなく、能力が高くてモチベーションが低いグループです。
なぜか?
理由はこうです。
能力が高いのにモチベーションが低い人たちが周囲に
与える悪影響は場合によっては組織を崩壊させるほどの
力があるからです。
考えてみてください。
能力がある人は大抵、影響力があります。
仕事でも重要な役割をになうことも多いでしょう。
場合によってはリーダーとしてプロジェクト仕切っているのです。
その人物が、愚痴る、会社を批判する、サボる
社長の悪口を言う。
ことによっては組織に壊滅的な傷跡を残します。
なまじ能力があるだけ、たちが悪いのです。
左下のグループは、ある種、影響力もありませんし、
害にさえならなければ致命傷にはなりません。
ただし、気の毒なのはこの人たちは永遠のリストラ候補
なのは疑いようもないことです。
人材の定着、育成の目標は
いかに右上の人を増やすかにつきます。
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