経営 者がマクガイバーやイーサン・ハントになってはいけない理由戦略的コミュニケーションで業績を最大化する会社・株式会社NorthStar

経営 者がマクガイバーやイーサン・ハントになってはいけない理由

2015.10.20 (火)
スーパーマンになろうとしてませんか?

今日は、失敗談です(笑)

古巣の会社を飛び出してもうそろそろまる三年です。貯金なし、スキル無し、家族ありで、いきなり厳しい生存競争に飛び込んだ、三年前、それこそ生き残るためだけに働いてきたと言っても過言ではありません。

 

世の中には、「夢を持て」「目標が大事」「好きなことをして生きていこう」というキラキラしたアイデアが色んな所で語られていて、眩しいばかりです。それに引き換え私は、、、理想はあれども、地をはうように現実と戦う日々が長らく続きました。

 

ほんとしんどかったな。しかしまあ、だからこそ、 経営 に関することは何でもかんでも自分でこなしてきてスキルもついてきたという自負もあります。お金をかけずにマーケティングをするアイデア、高打率で営業を成功させるスキル、交渉力、企画力、仲介、顧客のフォロー、ワードプレスの操作、販売管理システムの運用、書類作成、その他諸々、日々の事務作業も含めてなんでもこなしてきました。

 

生き残るためには、とにかくコストをかけられませんからねえ。はっきり言うと、大抵のことはお金がなくても何とかしてしまうスキルが付きました(笑)

 

経営 者の人には私と同じようなひとが多いのではないでしょうか?ぶっちゃけ、人なんて雇わなくても自分でできる。というタイプの人です。と言うというより、むしろ人を雇って、その人に中途半端な仕事(あくまで、社長基準で)をされるより自分でやったほうがマシだ!と思っていたりしますよね。

 

 

しかし、それは 経営 的には大きな間違いです。

 

 

しかも、ドデカイ誤りです。

 

1.マクガイバーとイーサン・ハント

ちょっと思い出して欲しいんですが、子どものころアメリカから輸入されてきたテレビドラマシリーズで『冒険野郎マクガイバー』という番組があったのを覚えているでしょうか?あらすじは、毎回、主人公のマクガイバーが、悪者に島とか、檻とか、地下室とかいろんなところに閉じこみられて、そのへんにあるもので爆弾や飛行機やパラシュートを作ってそこを脱出するというストーリーです。

 

最近の映画で言うと、『ミッション・インポッシブル』という映画ありますよね?トム・クルーズが主演しているスパイ映画です。かっこいいですよね?。トム・クルーズが演じるイーサン・ハント。何カ国語を操り、誰にでも変装できて、あらゆるメカを使いこなし、暗号を解読し、何でも記憶できて、格闘技の技術も抜群。なんでもできます。

 

さて、マクガイバーと、イーサン・ハントの共通点は何でしょう?

 

男前?

 

 

それもある(笑)。しかし、男前かどうか?は、 経営 的にはあまり重要な要素ではありません。個人的には、男前に越したことは無いと思いますが、 経営 的には全然無関係です。もし、男前かどうかが、業績の分かれ道であれば、 サ◯バー・エージェントの藤田社長は、ソ◯ト・バンクの孫社長やユニ◯ロの柳井社長に圧勝しているはずです。

 

しかし、現実は?

 

マクガイバーとハントには別の共通点があるのです。つまり、それは「何でもできる」ということです。

 

2.なんでもできるようになると、全体の総和が小さくなる。

しかし、考えてみると、何でもできるというのは必ずしも 経営 的には最善ではありません。なぜなら、人間の時間と能力には物理的な限界があるからです。そして、特定のスキルでずば抜けるためには、それだけの時間を投入する必要があるわけです。

 

その観点からすると、、、マクガイバーは一匹狼だし、ハントは一介のエージェントです。彼らが能力が高くても、能力を発揮できる範囲は極めて限られています。ハントの例で言えば、彼がアウトプットする成果は「どうやるか?」というところに限られていて、「何をすべきか?」を判断することは基本的にはありません。それは、IMF(イーサン・ハントが所属する組織)のお偉方が決めるわけです。映画では、たびたびIMF自身からも追われますし、自分で判断せざるを得ない状況に追い込まれますが、それはあくまで「例外的」な状況です。

 

さて、質問、経営 者としての仕事は、具体的な作業をすることですか?それとも、重要な決断をすることですか?

 

間違いなく、経営 者の本当の仕事は後者ですよね。

 

もちろん、会社が小さいうちは、自分でやらなければいけないことはたくさんあるしそうすべきです。しかし、ある程度の所まで来たら、否応なく部下に任せなければならなくなります。例えば、年商が2,000万円のうちはいいですが、年商が10億円になったなら、10億円分の作業を社長が1人でこなすのは物理的に不可能です。

 

言い換えれば、個人としての能力では、マクガイバーやイーサン・ハントのほうがアメリカ大統領よりもはるかはるか上でしょう。フィクションとはいえ、ふたりとも化物ですからね(笑)。しかし、成し遂げることの大きさからすれば、マクガイバーとイーサン・ハントを足して倍にしても、アメリカ大統領にはかなわないでしょう。

 

 

経営 も同じだということです。社長は仮に、マクガイバーやイーサン・ハント並に何でもできたとしても「何でもやってはいけない」ということです。理由は、1人の人間になしうることの総和は、10人、100人でなしうることの総和よりも必ず小さくなるからです。

 

つまり、社長が何でもやる会社の成果の総和は、社長が社員に仕事を任せている会社の成果の総和よりも必ず小さくなるということです。

 

私の大失敗とはまさにここです。

何でもかんでも、自分でやり過ぎたことです。お金を払ってでも、誰かに頼んだほうが良い仕事って結構ありますよね^^;

 

3.間違ってはいけないこと

とはいえ、経営 者が唯一の労働力である小さなビジネスのうちはしゃかりきに働くべきですし、それで良いのです。というか、この段階でちんたらやってる暇はないので、雑事も含めてどんどん作業をすすめて売上を創るべきです。キャッシュがないのに、四の五の言ってもはじまりません。この段階で 経営 者 がオフィスに掲げるべき標語は、「とっとと売れ!」「とっとと働け!」「とにかくやれ!」です。

 

 

だいたい、自分で何でもこなした経験がなければ、雇った人に適切な指示を与えることもできませんし、適切な人を選んで雇うこともできません。だから、最初は何でもこなしておけば良いのです。最初の段階で、売上と関係のないことに時間やお金を投入するのは愚の骨頂ですし、売上が充分でない段階で分業を図るのはコストの無駄遣いです。

 

売上が安定して、受注するためのマーケティング、セールスといった仕事よりも、受注後の処理や経理その他の事務作業が増えてきた段階になって、初めて「他人に任せる必要性」が出てきます。この段階まで来ると、 経営 者が自分で行うことでもっとも効果的に成果に繋げられる仕事を精査して取り組むことが重要になります。つまり、この段階で、 経営 者がオフィスに掲げるべき標語は「私にしかできない仕事は何か?」です。

 

まとめ

今日の話は、 経営 者はある意味何でも「できなきゃいけない」けれど、「何でもやったらダメ」という矛盾したお話でした。私の場合は個人事業主ですけれど、個人事業でも結局は業績に繋がる仕事とそうでない仕事は、切り分けて考えるべきですし、より高い業績を目指すのであれば可能な限り業績の上がる仕事に特化すべきです。

 

ましてや、きちんと会社組織を作って 経営 をされている 経営 者であればなおのことです。何でもかんでも自分でやっていたら、結果として会社全体としてのパフォーマンスの総和は小さくなってしまいます。上手くバランスして、仕事を切り分けていく必要がありますし、自分が思うようなアウトプットを出してくれる、社員を雇ったり、育てたりする必要があります。

 

マクガイバー(彼は難しそうですが)やイーサン・ハントといったスーパーマンを部下に持つのは良いですが、間違っても 経営 者のあなた自身がスーパーマンにならないこと。そして、スーパーマンとして、部下と張り合うことに生きがいを持たないこと!(結構、そういう社長は多いけど)は、業績を上げる上ではとても大事なことです。

 

 

 


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