人間の習性
2020.07.02 (木)
人間の習性
というお話が今日のテーマです。
さっきたまたま
SNSで『人間の条件』という
映画についての投稿をみたので
このタイトルにしましたw
もちろん、意味はありますよ。
人間も動物なので、
当然ながら習性があります。
いろんな習性があるわけですが、
商売をしていく上で、
あるいは人間関係を築く上で
極めて重要な習性があります。
それは、人間は
「初対面の天使より、
馴染みの悪魔と取引する生き物である」
ということ。
この話は年に2、3回はしますが
前に書いたのを忘れたからではなく
めちゃめちゃ重要なことだからです。
人間には恒常性維持機能という
脳の働きがあります。
カタカナで言うと、
ホメオスタシスと言いますが、
まあ簡単に言うと
「現状を維持しよう」とする
本能のことです。
逆の言い方をすれば、
人間は変化が嫌いってことです。
だから、
日頃から接点が多い人との
コミュニケーションは快適ですが、
初対面の人とのコミュニケーションは
緊張したら、ストレスを感じたりします。
日頃から接点が多い=いつも通り
初対面=変化
だからです。
なので、
初対面の人にいきなり売り込みをすると
成功率は自ずと下がります。
お客さんにとっては、
予期せぬ変化が突然現れて、
ズカズカとプライベートゾーンに
入り込んでくるように感じられるからです。
お客さんの心理としては
目の前のセールスパーソンの話を聞くより
「この場をとりあえず立 ち去りたい」
と言う心境になります。
一方で、普段から接点があったり、
「よく知っている人」から紹介されたり
勧められたりしたりすると、
「とりあえず話は聞いてみよう」
あるいは、
「この人 が勧めるなら悪いものではないんだろう」
と感じやすい傾向にあります。
なぜなら、
「いつも通り」の延長にセールスがあるからです。
そんなわけで、
商売をするためには、
お客さんにと って「いつも通り」の
存在になった方が有利。
そのための手法として、
「メルマガは必ずやった方がいいですよ」
とクライアントには必ずお勧めします。
なんでかと言うと、
お客さんと接 点を作れるツールとしては
唯一、プラットフォーマーの干渉を受けない
からです。
例えば、Facebook、Line、Twitter、
instagram、ブログサイトなんかは、
ブラットフォームを所有する会社の
都合でいろいろと制約を受けま す。
でも、メールはそれがありません。
しかも、接点頻度を自分で
コントロールできます。
メールを使って情報発信をして
私たちがお客さんにとって
「いつも有益な情報をくれる人」
「気づきをくれる人」
「何か学びを提供してくれる人」
に昇格できたならメールを読み続けて
もらうことができます。
するとお客さんにとって、
あなたは「いつも通り」の存在になります 。
なので、可能であれば、
継続的に接点を持ち続けられるメルマガを
マーケティングの仕組みに組み込んだ方が
商売的にはベターです。
広告経由で販売したり
集客したりするよりも、
早く簡単に安く結果を出すことができます。
ただし、ある程度の根気と継続力は
必要です。
メルマガは外注することも
できますしね。
私は毎日自分で書いていますが
書くのが苦手なら外注もありです。
とにかく、
大切なのはお客さんにとっての
「知らん人」から
「知っている人」に、
できれば「よく知っている人」に
ランクアップすること。
「初対面の天使より、
馴染みの悪魔と取引する生き物である」
人間の修正 的にはこれが原則です。
おそらくあなたは
悪魔ではなく天使だと思います。
馴染みの天使なんて、
お客さんにとって最高だし、
商売的には最強ですよ。
と言うわけで、
今日は「 人間の習性 」という
お話でした。
それでは、またお会いしましょう^^
Ate breve, obrigado!
(アテ・ブレーベ・オブリガード)
セールスライター
株式会社northstar 今野 富康
関連記事
アメブロも随時更新中です。
セールスライター 今野富康のアメブロ
関連する投稿
- ステマ規制に対する効果的な対策と注意点
- Facebook 活用法:成果を上げるための効果的な 集客 戦略
- セミナー を有効に活用するには? セールス と マーケティング への活かし方
- 顧客心理 : 人間は歩いて近づき、走って逃げる
- カスタマージャーニー
現在の記事: 人間の習性