マーケティング 施策を空振りさせない方法
マーケティング の情報はネット上にあふれているし、本屋さんに言っても マーケティング のコーナーには山ほど本があります。曰く「こうやれば売れる」「売上アップのコツはこれ」「◯日間で儲かる」などなど、もちろん優良な本もたくさんありますし、効果的なノウハウもたくさんあります。
しかし、、、
どんなに、効果的なノウハウも使いドコロを間違えば、まったく効果がないどころか、逆効果だったりします。例えば、あなたのビジネスがシニア市場向けの商品、例えば補聴器だったとしましょう。耳の遠くなり始めたシニア層向けに、 マーケティング を行います。
あなたは、たまたまインターネットマーケティングについて学んでいて、効果的なセールスコピーのテクニックも知っていたとします。だから、あなたはリスティング広告やLINE広告、Facebook広告などをガンガン使って、目を引くクリエイティブを投入して顧客を集めようと試みます。
さて、この施策、上手く行きそうですか?いかなそうですか?
もちろん、実際に私自身がやったわけではないので確かなことは言えませんが、おそらく上手くいかないと思います。理由は、簡単、リスティング広告やLINE、Facebookは大多数のシニアが利用していないメディアだからです。
もっとも、一部のシニア層は使っているでしょうから、あえて投資するのもなしではありませんが、そもそもの母数が少ない場合、投資対効果を上げるのは容易ではありません。もし、シニアのマーケットに売り込むのであれば、新聞や雑誌、折り込みチラシなどシニア層に見てもらえる可能性が高そうなメディアにコストを投入するか、シニア層が集まる場所で何かイベントをするか、ブースを出すほうが効果的なのではないかと思います。
つまるところ、広告メディアに良いメディア、悪いメディアがあるわけではなくて、ターゲットにしている見込み客がどのような「生態」を持っているか?を正確に把握する事が必要なのです。
ちなみに、最近、定価50,000円の講演会を販売しましたが、その際、もっとも費用対効果が良かったのはチラシでした。通常、この種の集客では、「チラシなんて効果がない」と誰もが思っていますが、あくまで使い方の問題ということです。 マーケティング の費用対効果としては、投資額がカラーコピーの代金くらいですから、投資対効果は数百倍ということになります。
これも、「チラシが絶対的に良いメディア」だから成功したわけではなく、あくまで適切なターゲットに適切な方法でチラシが渡るように仕向けたことが奏功したに過ぎません。
マーケティング を実施する上で大切なのは、ターゲットの行動パターンを考えて、彼ら・彼女らの導線上に仕掛けを売っていくことです。メディアを云々するのはそれからで十分です。
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