販促 パズル

2014.04.09 (水)

販促パズル

最近、仕事でスポーツ用品売り場やそれに
関連するいろんな売り場をみて回っています。

みていると、メーカー各社の戦略の違いが
よくわかるんですが、そのうちの一つが時間軸
についての考え方です。

要するに、
「顧客にどれくらいの期間、顧客であり続けて
もうらうのか?」
についての各社の考え方の違いです。

ある会社は、

幼児→小学校→中・高校→若者→中年

までの全てのライフステージにくまなく商品
ラインナップを配置しているのに対し、
他の企業は途中で断絶があったりするわけです。

とくに商品ラインナップの中でも中・高校で
流行りそうな「おしゃれ」なアイテムの
有り無しで結果が、若者期の序盤でのシェア
率が変わっているんじゃないか?
と、いう風に感じています。

今のところ、推測の域を出ませんが、
某メーカーのシューズに関してはある
40代以降、50代、60代とあるスポーツの経験
年数が増えるほど売れる傾向にある。
という、データがあります。

そのメーカーは「断絶あり」企業です。

つまり、「若者」そうの直前の中・高校層
をつかむ商品群を持っていない、あるいは
弱いということです。

結果、若者の層に対する売れ行きが伸びて
いないのでは?

という気がします。

また、まだ統計データを入手したわけではないん
ですが、スポーツウェアのブランドも世代
ごとに違う気がしています。

子ども世代までのブランドとか、中高生ばかり
が着ているブランドとか、注意してみていると
いろいろです。

しかし、
超メジャーブランドというのは、ユーザーの
世代が比較的広いように感じますね。

あるいは空間的に広い(グローバル展開している)
か、、、

こういうケースって面白いですね。

基本的にセールスって、誰に、何を、どう売るか?
の組み合わせで、どれか一つの選択肢が増えると
他のパーツも増えます。

結果、組み合わせのパターンも一気に増える。

とても複雑なパズルです。

あるいは計算ドリルみたいなイメージですね。

同じ商品ジャンルを扱って
いるとしても
マーケティング戦略は違うということです。

もちろん大企業だけでなく
中小企業にも当てはまる話ですよ。

複雑ですが、
解きがいがあります^^

 

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