3倍の値段で 買っている のに気づいてましたか?
こんにちは。
「売りカタ」コンサルタント・今野です。
さて本題。
3倍の値段で買っているのに気づいてましたか?
同僚と話していた時のこと。
「聞いて下さいよ~、この間、Aで買ったグッズが ほとんどNにあったんですよ」
Aというのは、結構オシャレな雑貨店です。
チェーンなので全国いろいろなところにあります。
顧客層は若い女性が多いようです。
創業経営者の方が本を書いたりしています。
こちらのお店、まあとにかく、オシャレです(;^ω^)
プライベートな部分では「こだわり」的な物が ほぼ皆無の私からすると滅多に足を踏み入れないお店です。
※仕事のリサーチとかでは行くんですがね。
対して、Nというのは「お値段以上フフン♪」という キャッチコピー&CMで有名な全国規模の家具&家庭用品 のチェーンです。 お客さんは、どちらかと言うとファミリーというか オシャレよりは実用重視の人が多いんだと思います。 ? そう。 ? 一部の商品は、Aでも、Nでも、まったく同じものが 売っています。 ? でも、NではAの3分の1の値段で、その商品が売られて いたというわけです。 ? こういうことってよくありますよね。
例えば、同じ商品でもデパートで買うと高かったり しますものね。
でも、価格ってそういうものなんですよ。 ? 結局、顧客が高いと感じるか、安いと感じるか?の 違いでしかありません。 ? しかも適正な「利率」なるものがあって、それに したがって原価に乗せる粗利の比率が決まっている わけではないんです。
この話を聞いて、結局、適正価格と言うのはお店の 演出と顧客の価格感受性で決まっているんだよな。 という、ごくごく当たり前のことを思いだしました。 ? そうそう、この方式で物事を考えると「需要と供給」 という経済学の原則を「ある程度」無視して 考えるようになります。 ? 需要と供給の原則っていうのは、要するに需要の 高いものは価格が高くなり、需要の低いものは 価格が安くなるという話です。 ? 厳密には、値段が安くなればなるほど買い手はその 商品を買いたくなる。 逆に、値段が高くなればなるほど売り手は売りたくなる。 だから、売り手と買い手の希望の交わるところが 市場価格になる。と、まあ、こんな話だったと思います。 よくあるのは、こんな図です。
だとしたらAでも、Nでも、「まったく同じ商品」を 売っているのだとしたら、その商品の値段は一緒に なるはずじゃないですか? ? でも、実際にはそうなっていない。 ? 結局、適正価格と言うのはお店の 演出と顧客の価格感受性で決まっているんだよな。 と言うのは、そういう意味です。 ? おそらくAに来る顧客はAの商品価格帯を全体に値段を 見ているから、実際にはNで3分の1の価格で売られている 商品を特に「メチャメチャ高いやん」と思うことなく 買っているのです。
※もちろんNで売っているというのが知らないのが 前提ですが。
だとしたら、、、 私たちがしなければいけないのは、 ? どうしたら顧客は私たちの買ってほしいと考える 値段で買ってくれるのか? ? を考え抜くことではないでしょうか。 あなたはどう思いますか?
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