1円でもいらない

2014.04.09 (水)

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1円でもいらない

例え1円のコストであっても、顧客にとって
価値があれば1万円で売れる。
『戦略プロフェッショナル』より。

何度か同じようなテーマで記事を書いていますが、
価格と言うのはとても柔軟なものです。

例えば、2リットルのミネラルウォーターのボトル
があるとします。

これが178円で売っています。

問題:
このミネラルウォーター、
高いですか?安いですか?

答え:
時と場合による。

例えば、災害などで極端な物資不足に陥って
いるとします。
そうした状況なら、この水はとても貴重です。
しかも、あなたはなかなか水が飲めずのどもからから
です。

だとしたら、178円は安いですよね。

でも、もしあなたが直前に2リットルの水を飲み干した
直後で、別に物資も不足していない状況であれば、
多分2リットル178円の水は「1円でもいらない」
でしょう。

原価がいくらでも関係なし。

顧客にとって価値があれば、お金を払って買って
もらえるし、価値がなければタダでもいらない
のです。

マーケティング的には顧客とって価値があるかないか?

だけが重要です。

そういうものです。

私は自家用車を持っていないので、誰かがガソリン
を売りに来たとしても、「1円でもいらない」です。
例え、ガソリンがどんなに値上がっていたとしても
いらないです。
保管も大変ですし、直接的に使うこともないですから。

価値の感じ方は顧客によりけりですし、同じ顧客で
もタイミング次第で価値の感じ方はちがったり
します。
例で挙げた、ミネラルウォーターの例がそうです
よね。

価格と言うのはとても柔軟で不思議なものです。
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