Aボタンを押してもジャンプしない? マネジメントの失敗
Aボタンを押したらジャンプするとは限らない?
何度言っても分からない。 あいつにいくら言っても無駄。 いくら言っても動いてくれない。 と、上司や部下、同僚に対して腹を立てたことは ありませんか? お前は無いのかって? もちろんありましたよ。そういう時期も。 2年前くらいまではありましたね。 最近は、めっきり減りましたが。 ちょっとした視点の転換があったのです。 一言でいうとスーパーマリオです。 そう、こいつです。
ただし、目の前のマリオのコントローラーのボタンに 割り振られた機能の配置は「通常」のコントローラーとは 違います。 たとえば、Aボタンを押してもジャンプしません。 Aボタンを押すとファイヤーボールを投げますww だとしたら、何度Aボタンを連打したところでジャンプして ブロックを壊してくれないし、土管に飛び乗ったり、 穴を飛び越えたりしてくれません。
マリオは黙って、ファイヤーボールを投げ続けます。 いくら「Aを押せばジャンプするはずだ!」と意地に なっても無駄です。 あなたがマリオをジャンプさせたければ、Bボタンを押しませんか? ジャンプしないのにAボタンを連打するなんて、
バカらしいでしょ?
でもね、私たちは人間関係となるとこういうバカげた 失敗を繰り返すんです。 自分の言い方で相手を納得させようとするんですね。 でも、他の人はどうあれ、腹を立てている相手はその言い方 では動かない。 だったら言い方を変えてみればいいのです。 誰だってそんなことはわかるはずです。
しかし、そうしない理由は単純。
エゴです。
自分のエゴが邪魔して、正しい判断を妨げているんです。 コミュニケーションの目的は相手を動かすことです。 しかし、エゴに支配されるとコミュニケーションが目的 のように感じられてしまいます。
そうなるとどうしても、自分の言い方に固執してしまいます。 「おれが行ってることのほうが正しいんだ。 あいつが間違っているんだから、言うとおりにするべきだ。」 確かにそうかもしれません。 気持ちはわかります。 でも、その場合こんな風に自分に問いかけ てみてはどうでしょうか?
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自分の「正しさ」を主張して目的の達成を遅らせる (あるいは不可能にする)ことは正しいのだろうか? もちろん時と場合にもよるでしょう。 自分の全人生をかけても貫き通したいほどの「正しさ」で あればどうぞご自由に。 しかし、大抵は必死で守ろうとしている「正しさ」は 些細なことではないでしょうか? コミュニケーションは手段です。 気持ちを伝える、相手を動かす、情報を伝達する。 大切なのは目的を達成することです。 手段をに固執することではありません。 あなたはどう考えますか?
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