B2Bマーケティング でよくある間違い ②異業種の手法を軽んじる
B2Bマーケティングでよくある間違い ②
これもよくある間違いなんですが、
B2Cのマーケティング手法はB2Bには通用しない
という考え方があります。
たまに聞くのは
「えっ、マーケティングって
消費者相手の話でしょ?
うちはB2Bだから関係ないよ」
というような話です。
マーケティングという言葉に、
どんなイメージを
をもっているのかは
人によって違いますが
私の定義は以下です。
マーケティングとは、
買ってくれる確率が
高い見込み客を営業マンの
目の前に連れて来ること
です。
なので、
B2CであろうとB2Bであろうと
基本は一緒です。
究極的にはドラッカーが言うように
「販売努力を不要にする」
ことがマーケティングの理想です。
以下、引用
————————————————
実のところ、
販売とマーケティングは逆である。
同じ意味でないことはもちろん、補い合う部分さえない。
もちろん何らかの販売は必要である。
だが、マーケティングの理想は、販売を不要にする
ことである。
マーケティングが目指すものは、
顧客を理解し、製品とサービスを顧客に合わせ、
おのずから売れるようにすることである。
————————————————
『決定版 ドラッカー名言集』
顧客=「人」ですから、
B2CとB2Bで基本的な方法論が
全く異なると考える方が
不自然なように思います。
※詳しくは、
B2Bマーケティングでよくある間違い①参照
じゃあ、君は何を試したわけ?
と、お思いの方もいらっしゃるはずですので、
いくつか試したことを並べてみます。
1.ダイレクトメール(A4コピー用紙・白黒印刷)
2.時限爆弾戦略(早期割引、申込期限etc)
3.B2Cマーケティングで使われていたヘッドライン
(キャッチコピー)のアイデア
4.一定期間内の数回連続したDMの送付
5.見込み客ターゲッティングの仕方
6.メルマガ
7.ランディングページ
8.チラシ
9.テレアポ
などなど
リストはまだまだ続きます。
かなりの部分を
B2Cの方法論から流用して
います。
もちろん、応用しても
上手くいかないもの手法も
在ると思います。
でも、それはB2Cの手法を
B2Bに転用したから上手く
いかなったというわけでは
必ずしもないのです。
というのも、
B2C同士であっても、
A業界からB業界に
手法を転用したら
上手くいかなかったとか、
C社の方法をD社がマネしても
効果がなかったという
ことは十分あり得るからです。
いずれにしても、
過度の先入観を持たずに異業種
の方法(それもB2C、B2Bを問わず)を
積極的に試すことが大切です。
今までと同じことを
していたら、今までと同じ
結果しか出ません。
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