その メール いつ読むの?
そのメールいつ読むの?
以前、仕事で、複数のメルマガのログ追跡を
しています。
といっても作業は簡単で、いくつかのメルマガが
過去半年間どのような周期で配信されているかを
追いかけているわけです。
例えば、大手企業Aのメルマガは5/14の14:23に
送られていて、5/13日は10:45、5/12は配信なし
みたいな記録です。
超地味です(。´∀`)
ただし、
これを追いかけて見るとかなり面白いことが
わかります。
成果が出るメルマガとそうでないメルマガの
差みたいのものが見えて来るのです。
というのは、ある大手企業のメルマガは配信日
はそろっているけど、配信時間はバラバラ。
内容の8割は広告なのに対して、、、
破竹の勢いで成長した某ベンチャーのメルマガは
毎日配信、配信時間も一定、9割がコンテンツでした。
コンテンツというのは、要するにこのブログの
ように広告とかではなくて「ためになる」
内容が書かれているということです。
そりゃあ、
後者のベンチャーの方が伸びるよな確実に。
という風に感心しながら、反省しました。
※私もメルマガを書いていますが、配信頻度がまばら
なので。
突然ですが、ここで問題。
毎日同じ時間にメルマガが届くと思いますか?
チクタクチクタク
Q:購読が習慣化される。
新聞だってそうでしょう?毎朝届いているから
読むわけで、朝一番にとどいたり、朝九時に届いたり
夜届いたりしたら、「新聞を読む」という行動
が生活のリズムに取り込まれませんよね。
しかも、メルマガと言うメディアというか、メール
というメディアは受信ボックスの上の方に来ている
ものから、読むものですよね?
なので、ターゲット層が確実にメールボックスを開く
タイミングを掴まえてトップに自分のメルマガが
来ていれば読んでもらえる確率が高いわけです。
※人材紹介会社でスカウトメールを打つときに
かなり意識していたポイント。
明らかにベンチャー企業のメルマガはそのタイミングを
意図的に狙っています。
反響なのか、開封率なのかでログをとって一番
効果的な時間帯を狙い撃ちしているわけです。
※なにしろ、半年間の配信時間の誤差がほぼ前後5分以内
ですからね。だいぶ正確です。
頻度につては少々複雑です。
ドルー・E・ホイットマンの
『現代広告心理技術101』によれば、読者が求める
頻度は週に1回の読者が31~35%、週に2,3回が18%、
月に1回が13%、毎日が12%、月に2,3回が10%、
6%は「毎月はいらない」、8%は不要と回答している
そうです。
メルマガに限らず、ブログ、雑誌、その他、
メディアで多くの場合言えることですが、読み手は
コンテンツを読みに来ているんですよね。
だから、明らかに広告とわかっているメルマガが
毎日とどくと読まなくなります。
でも、
毎日役にたつ情報が届くなら、、、どう?
読む気になるんじゃないでしょうか?
少なくとも私はなります。
あなたはどうですか?
結局のところリアルの営業と同じで、顧客(読み手)
が求めているもの、喜ぶものを提供していかなければ
上手くいきっこないということなのだと思います。
同じメルマガというメディアの比較を
してみたらびっくりするくらい会社によって挙動の
違いが合って面白いです。
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