その メール いつ読むの?

2014.04.14 (月)

そのメールいつ読むの?

以前、仕事で、複数のメルマガのログ追跡を
しています。

 

といっても作業は簡単で、いくつかのメルマガが
過去半年間どのような周期で配信されているかを
追いかけているわけです。

例えば、大手企業Aのメルマガは5/14の14:23に
送られていて、5/13日は10:45、5/12は配信なし
みたいな記録です。

超地味です(。´∀`)

ただし、
これを追いかけて見るとかなり面白いことが
わかります。

成果が出るメルマガとそうでないメルマガの
差みたいのものが見えて来るのです。

というのは、ある大手企業のメルマガは配信日
はそろっているけど、配信時間はバラバラ。
内容の8割は広告なのに対して、、、

破竹の勢いで成長した某ベンチャーのメルマガは
毎日配信、配信時間も一定、9割がコンテンツでした。

コンテンツというのは、要するにこのブログの
ように広告とかではなくて「ためになる」
内容が書かれているということです。

そりゃあ、
後者のベンチャーの方が伸びるよな確実に。

という風に感心しながら、反省しました。
※私もメルマガを書いていますが、配信頻度がまばら
なので。

突然ですが、ここで問題。

毎日同じ時間にメルマガが届くと思いますか?

チクタクチクタク

Q:購読が習慣化される。

新聞だってそうでしょう?毎朝届いているから
読むわけで、朝一番にとどいたり、朝九時に届いたり
夜届いたりしたら、「新聞を読む」という行動
が生活のリズムに取り込まれませんよね。

しかも、メルマガと言うメディアというか、メール
というメディアは受信ボックスの上の方に来ている
ものから、読むものですよね?

なので、ターゲット層が確実にメールボックスを開く
タイミングを掴まえてトップに自分のメルマガが
来ていれば読んでもらえる確率が高いわけです。
※人材紹介会社でスカウトメールを打つときに
かなり意識していたポイント。

明らかにベンチャー企業のメルマガはそのタイミングを
意図的に狙っています。
反響なのか、開封率なのかでログをとって一番
効果的な時間帯を狙い撃ちしているわけです。
※なにしろ、半年間の配信時間の誤差がほぼ前後5分以内
ですからね。だいぶ正確です。

頻度につては少々複雑です。
ドルー・E・ホイットマンの
『現代広告心理技術101』によれば、読者が求める
頻度は週に1回の読者が31~35%、週に2,3回が18%、
月に1回が13%、毎日が12%、月に2,3回が10%、
6%は「毎月はいらない」、8%は不要と回答している
そうです。

メルマガに限らず、ブログ、雑誌、その他、
メディアで多くの場合言えることですが、読み手は
コンテンツを読みに来ているんですよね。

だから、明らかに広告とわかっているメルマガが
毎日とどくと読まなくなります。

でも、
毎日役にたつ情報が届くなら、、、どう?

読む気になるんじゃないでしょうか?

少なくとも私はなります。

あなたはどうですか?

結局のところリアルの営業と同じで、顧客(読み手)
が求めているもの、喜ぶものを提供していかなければ
上手くいきっこないということなのだと思います。

同じメルマガというメディアの比較を
してみたらびっくりするくらい会社によって挙動の
違いが合って面白いです。

 

中小企業のマーケティングでは効果的なアイデアです。

 

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