無料→ 有料サービスに切り替え るアイデア
無料→有料サービスに切り替えるアイデア
以前のことですが、家族サービスで上野動物園に
行ってきました。
日曜日だけだって、混んでいて、とくにパンダの
展示スペースの前は黒山の人だかりでした。
他にもライオンやゴリラ、ゾウといった人気者
の動物の展示スペースのところには人・人・人
です。
それでもって、動物が動くたびに人の方がぞろぞろ
と動物を追って移動するわけです。
もしかしたら、動物の方がそんな人間の挙動を
観察していたり、滑稽に思っているんじゃないか?
なんて妄想をしてしまいました、笑
ゾウさんです。わかるって?何だか影が
額縁みたいに撮れてお気に入りの一枚です^^
さて、動物園でこんなサービスを見かけました。
まずはオファーから説明するとこんな感じです。
・パンダ(大きな縫いぐるみ?)と写真が取れます。
・係員がお手持ちのカメラのシャッターを押しますから、
家族全員で記念写真が取れます。
・無料です。
3回くらい時間をずらして、同じ場所を通ってみましたが
いつ通ってもブースに30人くらいの行列が出来ていました。
そうなんです。
これって、実はかなりニーズがあるんですよね。
カメラを持っていても家族全員が写る写真は
案外撮りにくいものです。
誰か、他のお客さんに頼まなければいけないですからね。
それを考えると、「シャッター押して上げますよ」と
いうサービスはシンプルだけどとても響きます。
さらにパンダのぬいぐるみというのもいいですね。
現在、パンダが飼育されているのは日本では上野動物園と
和歌山の2か所。
来園者としては「記念」といえばパンダという
感じだと思います。
そういうわけで、常に行列なわけです。
問題はこの「無料サービス」をどうやって有料に
切り替えるか?
ということです。
どうやると思いますか?
答え:
ブースで用意しているちょっといいカメラで
写真を撮ってすぐに出力してお客に見せる!
です。
何だそんなことか?
と思いましたよね。
でも、その写真に「上野動物園」という文字と
日付。
写真にピッタリの台紙が付いたら、どうですか?
ちょっと欲しくなりませんか?
実際、目の前で何人ものお客さんが写真を買って
行きましたよ。
1枚1000円の写真を。
1枚1000円ですよ。台紙を入れても恐らく粗利率90%
くらいはあるでしょう。
もちろん全員が買うわけではないでしょうが?
行列を作れば作るだけ売れる確率が上がって
行くはずです。
このビジネスをしている人は行列に並んだ
「見込み客一組当たりいくらの価値」があるか?
を明確に把握して行列作りに励んでいるでしょう。
ちなみに無料のサービスを提供した後は、それを
しないで何かを売るよりも「売りやすく」なります。
なぜなら、多くの人には「返報性」の原理が働く
からです。
返報性の原理とは、
「何かしてもらったら、お返しをしたくなる」
という心の働きのことです。
上手い仕掛けです。
その時は雨が降りそうだったので、列には並びません
でしたが次回は並んで見ようと思います。
売られてみるのが一番勉強になりますからね^^
マーケティングは実際の姿を見るのが一番ですね♪
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