女子高生をハイジャック犯にする方法: コピーライティング の話

2014.04.14 (月)

女子高生をハイジャック犯にする方法

以前、やっていたテレビ番組でこんな
話がありました。

アメリカで女子高生がハイジャックを
行ったという事件

についてです。

17歳の女子高生がダイナマイトを体に
巻きつけてハイジャックを敢行、
ある囚人の釈放を要求したという事件です。

 

その囚人と言うのは、女子高生のお母さんの
内縁の夫だった人で事件の6年前にハイジャック
の罪で逮捕、終身刑を言い渡されています。
少女はこの囚人を父親の様に慕っていました。

ちなみにその女子高生の母親はその囚人に
そそのかされて、ヘリコプターを乗っ取って
脱獄させようとして失敗。
事件の前年に命を落としています。

お母さんはその囚人と娘と3人で幸せに暮らす
ことが夢でした。その夢をかなえたい一心で
囚人の脱獄計画に加担してしまったのです。

この少女としては、母を失い、心の支えに
なっているのはこの囚人だけです。
刑務所に面会に通うようになりました。

この少女にとっても本当の望みは、
「今は亡き母と囚人と少女の3人で幸せに
暮らすこと」

です。

囚人と面会するたびに、その想いは募ります。
そして囚人に対する信頼、親愛の情は増すばかり
です。

そんなある日、、、少女の下に一通の手紙が
届きます。

内容は以下のような構造です。

1.最近、以前にもまして自分(囚人)に対する
監視の目が厳しくなっている。

2.このままだと面会すらできなくなるかもしれない。
そうなると少女とも会えなくなる。

3.もう脱獄するしか、少女に会う方法がない。

4.脱獄を手伝ってほしい。+具体的な行動指示

この手紙で、少女は実際にハイジャックを決意、
囚人の立てた行動計画に従ってハイジャックを
決行します。

非常に悲しい話です。

ただし、コピーを書いたりDMを送ることを仕事で
している人には学ぶべき教訓がいくつも含まれて
います。
スキルとして活用できることです。

腹立たしいことに今回はそのスキルが「悪用」
されている点です、、、不愉快な限りです。

では、ポイントを解説します。

前段のステップ:
信頼関係の構築→ 少女にとって唯一の身寄りと
なったことで面会する機会が
増加。
一般に接触頻度が増えるほど
信頼関係は築きやすい。

フューチャーペーシング→ 理想的な未来像の
決めと共有:脱獄後の暮らしを
共通目的化

共通の敵→ 警察・FBIなど法権力を囚人と少女の
共通の敵として設定。

それだけの準備をしたうえで、、、

さきほどの「手紙」です。
ただし、その手紙の構造は実はセールスレター
そのものです。
(それがいちばん不快なんですが)

先ほどの番号順に行きましょう。

1.P:問題提起(監視が厳しくなっている)
2.A:煽り(このままだと会えなくなるかも)
3.So:解決策(脱獄すれば会える)
4.N:解決策の絞り込み(終身刑なので他に手段がない)
5.A:行動の要求(脱獄を手伝ってほしい)

PASoNAという有名な構造ですね。

1~5に同意させて行動を促していくわけです。
重要なのは前段で信頼関係の構築が済んでいる点です。
この場合、まったく見ず知らずの人を行動に
駆り立てるよりも遥かに簡単に人を動かすことが
できます。

促している行動が
「FAXに必要事項をご記入の上、送信してください」
の代わりに、
「飛行機をハイジャックして脱獄の手引をして
ください」

になっている点が大きく違うだけです。

不愉快ですが、それ以外の構造はほとんど全て
同じなのです。

教訓:
どんな道具(スキル)も使い方次第。

何にせよ、スキルや能力は人の役に立ててほしいものです。

 

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