ランチタイム後の 集客 オプション

2014.02.26 (水)

 

ランチタイム後の集客オプション

たまたま入った中華屋さんで

見かけた実例です。

 

会社の近所の中華屋さん、

席数は20席くらい。

 

中国人のご家族で

経営されているようです。

 

ランチの定食も

10種類くらいあって

12時から45分くらいは

ものすごい忙しさです。

 

満席の狭い店内を

オバちゃんとお姉さんが

バスケットボール選手の

ように走り回って

注文をさばいています。

 

そのうちお客さんの頭越しに

料理の載った

お盆を投げ合うんじゃないか?

と思えるほどの忙しさです。

 

でも、

12時50分くらいになると

途端に客足が

引いていきます。

 

大抵の人は

13時には仕事に戻っています

から、当然と言えば当然です。

 

つまり、この時間からは

暇になるということ。

この中華屋さんの面白いところは、

12時50分を過ぎてからのみ注文できる
スペシャルメニューを用意している。

というところです。

 

私がお店に入ったのは

13時14分くらい。

お客さんは私を含めて8人くらいです。

そのうち2人がスペシャルメニューを

注文していました。

※こんなことをしているとミステリーショッパーに

なったような気がしてきますね、苦笑

 

 

メニューは他にも

10個ありますから、わざわざ

限定メニューを選んでいる人が

いるということは、

それなりに

スペシャルメニュー目当てのお客さん

もいるということです。

 

いずれにしても、

ピーク時間帯で売り上げるだけ

ではなく、ピーク後にも集客する

工夫をしておくのは

大切だなあと思いました。

 

 

マーケティング的に考えると、

売上=客数×購入単価×購入頻度

です。

 

この中華料理屋さんは、

ピークをはずした時間帯に

お客様の来店理由を作って

客数を増やすようにしたわけです。

 

ナイスアイデアですね。

 

普通は、

ランチ時間帯に満席になっても、

その後、お店は閑古鳥

なんてことになりがちです。

 

 

そうはいっても、

家賃はかかっていますからね、

極力常にお客様が入ってくれて

いるほうがビジネス的には

いいですよね。

 

 

今日のポイント:

ピークを過ぎた時間帯限定の目玉メニューを用意する

できればひと手間かかるようなものだと

納得感と特別感があります。

 

このメニュー目当てに、ピークを外して

来店するお客様が増えれば、

客数は自然に伸びますから、それに比例して

売上アップも望めます。

メニューの工夫次第では、材料費を増やす

必要もありません。

つまり、コストはほぼ0円で売上を

伸ばせるということ。

 

 

美味しいアイデアですw

 

Office North Star

No.1「売りカタ」コンサルタント  今野富康

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