本は 本屋 で売らなければいけない?
マーク・ビクター・ハンセン、ジャック・キャンフィールドによる
『こころのチキンスープ』という本を知っていますか?
全世界で1億3000万部売れている本です。
すごい話ですよね。
日本人全員に配れるほど、全世界で刷られているわけです。
この本。
内容もさることながら、売り方も少し他の本とは違いました。
つまり、必ずしも書店で売られていたわけではないそうです。
花屋、ブティック、飲食店などなど、書店以外でも
売られていたんだそうです。
先日、ある方からこの話を聴いてなるほどなあ。と、
思いました。
これは大きなポイントです。
つまり、マーケティング的に考えるとこんな質問になります。
「あなたの商品を求めているお客様はどこにいるのか?」
たまたま持っている商品が「書籍」だからといって本屋さんに
商品を置いたとしましょう。
しかし、そもそもその商品を求めているお客様が、書店に
足を運ばない人たちなら、、、そこに置くだけで十分とは
言えないのではないでしょうか?
実は、先日、あるクライアントと、商品を置いてくれている
販売チャンネルで「本当に十分か?」「求めているお客様に
十分情報が届いてるのか?」というディスカッションを
しているときに、「こころのチキンスープ」の事例を
教えていただきました。
なぜかというと、
私が提案した方法が「こころのチキンスープ」の
拡販方法とほとんど同じコンセプトだったからです。
クライアントは、私のアドバイスからその事例を思い出したんですね。
面白いです。
自分の頭の中にある情報もときに、引き出すために他人の力を
必要とする場合があるということですね。
話がそれましたが、ポイントはここです。
「あなたの商品を求めているお客様はどこにいるのか?」
そして、
「そのチャネルだけでホントに十分ですか?」
考える価値のある問題だと思います。
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