社長とスタッフがすれ違う理由(2):情報密度の違い マネジメント

2015.05.14 (木)

「社長は現場がわかっていない」 「社長にはスタッフの気持ちがわからない」 「お客様のことを本当に考えているんですか?」 なんて、ことを自分の会社のスタッフから 言われて、怒ったり、ショックを受けたりした ことのある経営者の方は多いのではないでしょうか? ? 私のリサーチ?によれば、ほとんどすべての社長が こうしたスタッフの声を聞いたことがあるようです。 嫌になりますよねえ。 その場でどんな反応をするかは経営者のタイプによる でしょうが、いい気持ちは絶対しませんね。 ?

 

9割9分9厘の確率で、 ムカついていると思います(笑) ? 社長さんなら、自分で打一線でお客様とコミュニケーションを していたし、誰よりも自社の商品やお客様について知っている ことでしょう。 実際、社長が営業に出たほうが売れることが多いですし。 しかし、 「社長はわかっていない」なんて言われてしまうわけです。 ?

 

一方で、経営者であるあなた自身も 「お前こそ、わかってないんだよ」 「全然、見えていない。そんなことじゃ長続きしない」 「もっと会社全体のバランスとか、競合のことを 気にしてくれよ」 と、内心で思っているのではなないでしょうか? ? 前回のブログでもお話しましたが、そもそも社長と 社員では見えている視野の広さが違います。 だから、同じ出来事の見え方が違うのは当然至極。 当たり前の話です。 ? しかし、この記事のテーマでは社員は社長が現場のことや 個別のお客様のことをわかっていないと思っている わけです。 実はこれには一理あると私は思っています。 言葉で説明するより、図にしたほうがわかりやすいので 図にしてみました。

 

スクリーンショット 2015-05-14 22.43.20 ?

 

この図は、社長と管理職と社員の視野の範囲と情報量を示しています。 社長は、広く見渡すことができます。例えば、9つの部署があれば、 9つの部署のことを見渡します。まるで鳥のように高いところから。 そして、管理職は、9つの部署のうちの1つを受持、スタッフ9人を マネジメントします。鳥に比べればずいぶん地上に近いですよね。 いわば人の目ですね。 そして、9人のスタッフはそれぞれ9つの仕事をしています。 お客様のことや、今日、起こった大小様々の現場のトピックを彼らは 直接見聞きしているというわけです。 ?

 

さて、ココで質問です。 ? 社長はスタッフよりも729倍頭が良いでしょうか? ? もし、現場のスタッフと同じ密度で会社に関わる あらゆる情報・仕事に触れているとしたら、上記の事例で 言えば、、、 9つの部署に、それぞれ9人のスタッフがいて それぞれ9の仕事・情報を処理しているわけですが、 社長がそれら全てに同じ時間内で対処しようとすれば、 9部署?9人?9個の仕事分の能力が必要になります。 ? =729倍の能力です。 ? 普通はそうではないはずですよね? 経営者の方は概して優秀な方が多いですが、それでも 流石に729倍の能力を持っているはずがありません。 ? ということはです・・・ ?

 

似たようなコンピュータで情報を処理するわけですから、 処理できる情報量は社長もスタッフもだいたい同じです。 しかし、 社長はスタッフよりもはるかに広い範囲の情報を処理して いるわけです。スタッフと同じ密度の情報を取り扱うのは 無理ですよね? ? だから、扱う情報≒仕事・判断の単位を大きくして処理を しているのです。そうすれば、同じ9個の情報に対応する だけで事が済みます。 ?

 

 

一方で、スタッフも毎日9つの情報を処理しています。 しかし、範囲はごく狭く密度は濃いというわけです。 ? この情報密度の差を他の喩えで、説明するとこうなります。 社長のあなたと、スタッフは地図を見ながら話をしています。 ただし、お互いがどんな地図を見ているかはわかりません。 お互いに行きたい場所の話をするんですが、どうにも 噛み合いません。

 

? 何が起こっているか? ? 例えば、 あなたの手には日本地図、スタッフの手には東京都港区 大門交差点付近の地図が握られているとしたら、 話が噛み合うはずがないと思いませんか? ? 日本全国津々浦々のオフィスで発生しているスタッフの 「社長は全然、わかっていない」 という声の原因はここにあります。見ている範囲だけでなく 密度も違うということです。 ? 全体の方向性を決めるような大きな判断をすることが、 マーケティングでも、マネジメントでも経営者には求め られます。そして、最終的にそれができるのは社長だけです。 ? しかし、個々のスタッフや現場なしに会社が成り立つわけも ありません。そして、組織を滅ぼす蟻の一穴は現場で 起こるものです。 ? 上から見た数字を見て、電卓ばかり叩いていると、 一社員の数値の改ざんで百数十億の損失を計上した会社の 二の舞いを踏みかねません。 ?

 

普段は鳥の目で、会社を見ている経営者だからこそ、 人の目、虫の目を意識的に持つことをオススメします。 ?

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