CPA(シーピーエー): マーケティング 用語

2015.07.20 (月)
シーピーエーとは?

CPA:Cost per Acquisition 顧客獲得単価です。

 

いったいいくらで顧客を獲得しているのか?を示す数値です。例えば、Facebookやブログからメルマガ登録をしてもらうような場合にはむしろ、購入前の見込み客のリストを集めている場合が多いので、この場合はCPL=Cost per Leadと言い換えてもいいかもしれません。理由はAcquisition(獲得)する相手は、つまるところ見込み客=Leadなのでどちらでも実質的には同じだからです。

 

算出方法は、見込み客を獲得するために投入した広告費の総コストを、見込み客数で割り算すれば求められます。

 

総コスト÷見込み客数=CPA

 

例えば、1万人の費用を投入して広告を出して、そこから得られた見込み客のリストが100人ならばCPAは100円と言うことになります。ちなみに、どれくらいのCPAが適性な値かは、あなたが販売している商品やサービスの粗利率や粗利額によって変わってきます。例えば、1発売れれば粗利で100万入ってくる商品で、その商品が見込み客に3%の確率で売れるのだとしたら、CPAが例えば1万円で100人の見込み客を獲得して100万の広告費を投資しても、なお200万円の粗利を確保することが出来ます。ですから、この場合のCPA1万円は良い数字です。

 

しかし、同じCPA1万円でも、粗利1000円で、見込み客に対する成約率が10%の商品を販売しているとしたらどうでしょうか?100人の見込み客を集めた場合、CPA1万?100人ですから、総コストは100万円。100人のうち10人が商品を購入して、粗利は@1000円ですから、1000円?10で1万円。この場合は、99万円の赤字と言うことになりますから、この場合のCPA1万円は明らかな過剰投資です。

 

というように、CPAは金額そのものよりもビジネス全体の収益を念頭に適性な額を導き出す必要があります。

 

マーケティング の1つの側面はより大きな収益を上げるために、どのように経営資源配分の最適化です。つまるところ、無限に投資ができる経営者は1人もいないわけですから、どの様にお金を投資して収益を最大化できるようにお客様を集められるか?ということを考える必要があるわけです。

 

マーケティング を考える上では木を見て森を見ずにならないように、ビジネス全体を絶えず視野に収めておく必要があります。

 


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