実はお金の問題ではない。
実はお金の問題ではない。
私は仕事柄、いろいろなメルマガを読んだり、
いろんな商材のセールスレターを読んだりしています。
目的としては、ほとんどがリサーチです。
特に情報商材、教材は「情報」という形のないものを
売り込もうとしているので、様々工夫、アイデアが
盛り込まれていて勉強になります。
実際、ときどき(いや、しばしばかな)
「おっ、これは欲しい!」
と思うことがあります、笑
でも、
95%以上の確率で買いません。
なぜか?
投入する時間的余裕がない
情報商材、ツール、教材を買ったとして、たとえそれが
価値あるものだとしても、、、
少なからず時間を投入する必要に迫られます。
時間は24時間をしかありません。
しかも、睡眠時間や家族と過ごす時間、勤務時間など
を除いた可処分時間をカウントしてみると、
勉強やスキルアップに投入する時間がどれだけ貴重
かがわかります。
そして、今現在も可処分時間を「やるべきこと」に
意図的に投入しています。
したがって、活用できる可処分時間はほとんどないと
言うことです。
結果、「買わない」という選択肢にになります。
※これをひっくり返すことが出来る商品に出会うのは
年に1~2回です。
何が言いたいかというと、
商品が売れないのは価格の問題ではない
かもしれない。ということ。
よくある相談で「うちは価格が高いから売れない。
値下げした方がいいでしょうか」というような話があります。
しかし、本当に「価格が問題か」どうかは別問題
ですよね。つまり「売りカタ」です。
もしかしたら、私のようにお金とは別の問題がハードル
になっているかもしれません。
実は今回のようなケースはもっと沢山あるんじゃないか?
と思っています。
つまり、価格とは全く別の理由で「売れない」という
現象です。
シェア争いが、テレビ市場、ゲーム市場、居酒屋市場、
ではなく「顧客の時間市場」の取り合いになっている
と可能性は大いにあります。
ちなみに、世の中的に流行っている「草食」「肉食」系
の男女の時間の使い方には優位な差異はなさそうです。
しかし、この調査を見るだけでも、私たちがビジネスで
取り合っているのは極めて限られた顧客の時間だと
言うことが想像できるでしょう。
私たちは、
お金の問題だけでなく、時間の問題にも気配り・
目配りをしていく必要があるのです。
私たち中小企業、個人事業主はとくにその点に
注意が必要です。
マーケティングは資源の最適配分をするものですから
私たちにこそ必要なのです。
追伸:
時間の使い方について私が最も影響を受けている
のはこの本
です。著者の口ぶりは激辛ですが、
的を射ていると思います。
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