FAXDM を成功させる方法
FAXDM を成功させる方法について、考えてみましょう。
一部では、FAXDMは「 効果 がない」「 反響 がとれない」「 時代 遅れ 」という人もいるようです。
しかし、私の キャリア の中では 一貫 して、一定の 成果 を上げ続けてくれている 安定 した マーケティング 手法 の1つです。
では、なぜ「効果がない」「反響がとれない」「時代遅れ」という感じ方をしている人がいるのでしょうか?
まずは、その点から考えてましょう。
目次
FAXDMについて、 適切 な期待値を持つ
「効果がない」「反響がとれない」「時代遅れ」と感じている人は、FAXDMにどんな 成果 を期待しているのでしょうか?
もしかすると、FAXDMを送った5分後には、鳴り止まないくらい 電話 が鳴り、 オフィス の FAX からひっきりなしにFAX 注文 が入るようなイメージを持っているのかもしれません。
しかし、 残念 ながら、FAXDMでそこまでの 反響 を得られることは稀です。
もちろん、 配信先 のリストとオファーの内容によって反響率は大きく変わってきますが、平均的なレスポンス率は0.1〜0.4%くらいではないかと思います。
ちなみに、私個人は、キャリアを平均しても1〜2%の間を推移しています。
しかし、それでも1〜2%なわけですから、そもそも100件に1通くらいの返信しかないということです。
実際、つい最近のキャンペーンでも、約2,000件のリストに対して返信率は19通でしたから、約1%でした。
世間の平均的な結果に比べれば、良い方ですから、ひとまず満足するべき成果と言えると思います。
大切なのは、0.1〜1%の返信率でも成り立つビジネスでFAXDMを用いることだと思います。
FAXDMの効果を高めるための重要ポイント3つ
先程も、お話したようにFAXDMの反響率はせいぜい数パーセント台です。
その前提で、マーケティングプランを考えていく必要があります。
では、少しでもFAXDMの効果を高めるために何をするべきか?を考えてみましょう。
ポイントは3つあります。
それでは、1つずつ解説していきます。
ポイント1. :リスト
ポイント2.:オファー
ポイント3.クリエイティブ
クリエイティブで最低限抑えるべき要素
最低限、上記の内容を盛り込む必要があります。
上記すべてを踏まえた上で、結果を大きく左右する要素は「見出し」と「オファー」です。
なぜ、見出しが重要か?
見出しが重要な理由は、Faxを受け取った見込み客は見出しを見て、そのFaxを読むか捨てるか?を判断しているからです。
見出しで、見込み客の注意を引けなければ、そのFax-DMは必ず失敗します。
なぜなら、見出しで見込み客の目を引けなければ、その後の文章やオファーを読んでもらえることもないからです。
オファーが重要な理由
見出しを見て、見込み客がFaxの内容を読んでくれたとします。
次の関門は、Faxの内容をみて「魅力的」「欲しい」「面白そう」と感じてもらうことです。
オファーは興味を持ってもらえなければ、当然、必要事項を記入してFAXを返信してくれることはありません。
ですから、オファー内容は可能な限り魅力的なものに仕上げる必要があります。
また、魅力的なだけでなく、「締切の設定」「数量の限定」などをすることで希少性を演出すると反応率を高めることが出来ます。
まとめ
今回は、FAXDM を成功させる方法というテーマでお話ししました。
私の感覚としては、FaxDMが時代遅れなのではなくて、他の手段が増えてきただけじゃなかな?と思っています。
今回お話ししたようなポイントを押さえて、実行すると今でもFAXDMが効果を発揮することは多いです。
ネット広告やメルマガ、オウンドメディアやSEOなど手法はいろいろあります。
ですから、FAXDMが唯一の選択肢である場合は少ないでしょう。
しかし、すくなくとも法人では見込み客のリストが合法的に手に入り、なおかつ送信先の情報もあるわけですから、CPA、CPOなどと照らし合わせて採算がとれるのであれば、FAXDMもマーケティング手法の選択肢に入れても良いかもしません。
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